地震保険

地震保険は財物だけでなく心にも必要

 

私たち日本人は未曾有の大災害を、まだ生々しく記憶に残しています。

 

それは大地震から津波、原子力発電所の放射能洩れまで、一連の自然災害としてだけでなく、現代社会の複合的な様々な問題を露呈させましたが、元凶といえるのは地震でした。

 

こんなことが起こるなんて想像もできなかった、といってもそれは現実でした。自然災害なのです。

 

何百年に一度というものであったとしても、それは起こりえる現実だったのです。

 

いまさらながら自然の驚異とそれに対する人間の及ぶ力の小さいことを思いしらされました。まして個人の力でできる、自然災害への備えなんて微小なものしかありません。

 

せめて誰にでも日常的にできることといえば、個人財産を守るために、家財保険や地震保険を掛けるぐらいでしょうか?

 

でも、今度の災害で思いしらされたことは、その自然の破壊力の凄まじさだけではなくて、人の心や社会的人間関係を切り崩してしまった無慈悲なような現実ではないでしょうか。

 

今もこの災害の心の傷のケアに悩んでいる人は多数いると聞きます。

 

地震保険だけで、完全な安心は確保できません。必要なのは、忘れた頃にやってくる未曾有の災害にも耐えられる心の保険なのでしょう。

 

それは私たちひとりひとりが、今回の震災から何を学んだか、そしてそれを記憶に残しておくことかもしれません。